ニップルなどの乳頭保護器を使うよりも、産後しばらくは搾乳やマッサージケアが大事!

扁平乳頭・短乳頭・陥没乳頭のママへ

出産後しばらくは、乳汁を作ろうとしておっぱいが張っている時期

出産後は乳房が張って、乳輪や乳頭も硬くなる為に、直接の授乳が吸いにくい事があります。

この時期に、ニップルなど保護器を使って授乳することは、スキンシップにはなりますが、ただ吸っているだけで乳汁を上手く飲み取れていない事が多いです。
ですから、乳汁分泌を増加させる事には繋がらなかったり、乳房の張りが取れずに乳腺炎などのトラブルの原因になることもあります。
直接上手く吸えない場合は、ニップルなどの保護器を使用しての授乳を頑張るよりも、乳房の張りを取ることや母乳の分泌がよくなるケアを優先しましょう。乳房や乳頭の自己マッサージ、搾乳ケアをしましょう。

マッサージや搾乳することで、乳房の張りが落ち着き、乳輪や乳頭がほぐれて柔らかくなってきます。


赤ちゃんが、吸うのは乳頭ではありません

乳輪まで吸うので乳頭の長さは問題ではなく、柔らかく伸びさえすれば授乳は可能!

赤ちゃんは日に日に大きくなり、口も大きく開き、吸う力もついてきますので、乳輪や乳頭が柔らかく伸びが良くなれば直接吸えるようになります。

(吸えるようになるまでの期間は月単位で長くかかることもあります。)


ニップルなどの保護器をお使いの場合は、授乳の様子や乳房をみせて頂き、直接授乳が可能になるようお手伝い致します。

乳房の張りを取るマッサージや授乳の仕方(ポジショニング・ラッチオン)を見直すだけで、案外すぐに吸えることも多いです。

まずは、お気軽にお問い合わせ下さいね。

乳頭が痛くてニップルなど保護器を使用しているママへ

保護器を1枚挟むことで、直接飲むよりも乳汁を飲みとれる量が少なくなることがあります。そうすると、乳汁分泌の低下に繋がります。

また、赤ちゃんが保護器に慣れてしまい、直接授乳を嫌がる(乳頭混乱)ようになる場合もあります。

慣れない初めての授乳で初めは乳頭も痛くなりますよね。痛いときは、授乳を休んで搾乳で対応しましょう。ニップルなどの保護器を使用している場合は、搾乳も合わせてすると分泌維持になります。

ですが、保護器はあくまでも一時的なもの。痛みの原因は授乳にありますので、適切な授乳(ポジショニングとラッチオン)ができているか見直すことが大事です。

やってみても痛みが続く場合は、ご相談下さいね。ご自宅に伺い、痛みがなく適切な授乳ができるよう、お手伝いさせて頂きます。

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